2007年 やっぱりサバでしょ!







釜石漁港



また釜石に来てしまった。
午前4時に起床し、夜明け前ギリギリの午前6時に現場到着。
堤防には夜も開け切らぬうちから地元のオトーサンたちがずらっと並び、時折掛かるサバに歓声を上げている。
既に秋も深まり、サバもでかくなって引きも強そうである。
こりゃ乗り遅れたらカナワンと、ワタシもそそくさと道具を抱え、釣り座を構えることにした。

タナはウキ下凡そ6メートル。仕掛けは胴付き、8号6本鈎のサビキ仕掛け。
途中にロケットカゴを付けて、コマセの煙幕に仕掛けをなじませる。
過日、ここでのサバ釣りの際は、ワタシは磯のフカセ仕掛け宜しく、1号の中通しウキをつけたチヌ鈎に、
オキアミや、予め釣っておいたカタクチイワシなんぞを付けて、僅かの時間の間に数釣りしたものだったが、
昨年あたりから、どうやらここには大きなサバの群れが入ってこなくなってしまったので、
出来るだけコマセで小さな群れを定着させ、小さなチャンスに期待をかけるより他なくなってしまったのだ。

時折、思い出したように隣のおっちゃん達の竿にサバが掛かる。
ワタシの竿には依然音沙汰ナシ。 ウーン、なぜぢゃ??
なんだか遠投してもウキが思ったほど遠くに飛ばないし。仕掛けのオモリのバランスが悪いのだろうか?
ウーム。まァ、とりあえず引き上げてみようと思ったら、・・・あらら、長いサビキの仕掛けが鈎どうしで
絡み合い、ダンゴになってしまってるじゃないの。 これじゃあ釣れねーサね。
思い切ってウキを軽いヤツに替え、胴付きの下オモリを7号から10号に替えて投げてみる。
すると、ぴょ〜んとバランス良く仕掛けが飛び、長い仕掛けの絡みも解決した。
ああ良かった。ってなトコまで気が付くまでに、約1時間半。
ようやくにしてワタシのウキが海中にぴょこんと消し込んだ。慌てて弛んだラインを巻き取り、
竿を大きく合わせる。久しぶりの強いサバの引きが、その竿に伝わってきた。
おーっ、コレコレッ!この引きがタマラナイのなサッ!
堤防に引き上げてみると、そのサイズ、凡そ30センチ。丸々と太ってアブラが乗ってそうだ。
海水を張ってあったバッカンに魚を移し、すぐさま2投目。
だがすぐに、サバの群れは散ってしまうらしく、2匹目を釣り上げるまでに小1時間ほどかかってしまう。
結局7時間ほど粘ってようやく5匹目をゲットしたが、全く釣れないよりはマシ、といったところか。
周りにいたおっちゃん達も既に撤収を始め、夕方また来て、今度は夜釣りでヤリイカを狙うそうな。
あー、イイねぇソレ。今度来た時はワタシもそれ狙いでやってみまショ  ってなもんでお開きになった。





紅葉の仙人峠


来る時は暗くてよく見えなかったのだが、帰路の仙人峠は鮮やかに色付いていた。
もう既に紅葉も終盤。後は寂しく散り行くばかりか。
ともあれ、人工的に植林された杉の木の一画だけがなにやら不自然に青々と茂り、
せっかくの景観に違和感を覚えざるを得なかった場所も多い。
新しい道路が出来て便利になったのと引き換えに、やはり我々は、貴重な自然林を犠牲に
してしまってるという事実を、忘れてはならないようだ。





天気が良かったらもっと鮮やかだったかな?


国道107号を戻って東和町にさしかかると、建設中の高速道路の一部に出くわした。
いま、花巻ジャンクションから東和まで通じてる高速道路は、何れこの高架橋の上を通って遠野へ
通じ、いま無料で使っている新仙人道路を通って、釜石まで達する予定らしい。
いつの日か、これまた無料供用中の三陸縦貫道(沿岸南部では陸前高田から大船渡北まで完成)
とつながり、県内中を高速道路で行き来できる日が来るのであろう。
果たしてそれがいつになるかは、今はまだ、知る由もないが。





建設中の高速道路高架橋



午後も早いうちに帰宅し、早速サバの捌きにかかる(ハラワタは堤防の上で取り去り、
ウミネコのエサになっている)。
アタマを落として開きにし、塩を塗り込んで冷蔵庫に保管。
暫らくすると、魚のクサミと共に水分が出てくるのでこれを捨て、よく洗って水分を取る。
2匹は塩焼きに、他を味噌煮にして頂いた。

秋の恵みは美味いこと然り。
あともう少しだけ、この季節が続いてくれたらと、願わずにはいられない最近のワタシである。





サバは最大で30センチ。食べ応えありそ〜







(10/30 07')