2007年 7月の釣行







崎浜漁港





7月も下旬になって、ワタシは三度び海に出た。今度は大船渡の越喜来湾、崎浜漁港。
前回の釣行で目をつけていたところで、湾の入り口にあるところから、湾内に回遊してくる回遊魚
を狙えるかもしれないとの目算からであった。
到着してみると、とにかく広い漁港である。地形的に、海に突き出した岩山の裏手に沿うような形で
広がっており、場所によってはかなり水深もありそうに思えた。

早速、投げ釣りの仕掛けを投入してみる。イソメの垂らしを控えめにして、広く探ってみる。
すると、細かな魚信が多数! お? なんかいるぞッ と、竿先のアタリに神経を集中し、
頃合を見てアワセッ! 竿に軽く圧し掛かる荷重を確認し、一気にラインを巻き上げる。
おりょ?なんじゃこりゃ? なんだか見たことも無いような、得体の知れないちっちゃい魚がかかっていた。
ギョエ〜!ナンジャコリャ〜ッ よくよく見ると、ちっちゃいウツボのような、グロいかお。
即効で鈎から外してリリース。イソメを付けなおして再投入する。
その後、ちっちゃいカサゴや竜宮ハゼは何匹も釣れたが、カレイやアイナメが食ってこない。
ウーム。オカシイナ。 が、辺りを見回して納得。他の釣り客(主に北里大水産学部の学生か?)は、
裏のテトラ帯で竿をしきりに振っては移動し、降っては移動を繰り返している。
うーん、ココの季節はまだ早いか・・・・。と得心して場所を替えることにする。





釜石T字防波堤

国道45号を北上し、釜石に入る。時刻はお昼を少し過ぎたあたりか。
いつものT字防波堤にも、人影はまばらであった。
さて、ここでも取りあえず、投げ釣りで挑む。いつもはサバ用のウキ釣り仕掛けだが、
4年前にここで良型のアナゴをあげたのを思い出し、投げ竿2本出してアタリを待つことにした。
待つ間にもルアー竿に8号鈎のバケサビキの仕掛けなどをセットし、
軽くコマセなどを撒き、ほったらかしにしておく。
今日は朝から曇り空。先月は6月末だというのにギラギラ天気だったが、
今月は7月も末で、海開きもしたというのに、半袖では肌寒いくらいだ。
と! サビキ仕掛けの竿先が跳ね上がって暴れている! おーっとぉ!と古舘イチローばりに
大あわてで竿を引っつかみ、リールを巻き上げると、ありゃりゃ? サバじゃんか!
なるぼどなー、そろそろ釣れ始める時期なのねーサバ。型はちっちゃいけど。
大きさは大きめのマイワシサイズ、と言ったところだろうか、塩焼きで食っても美味そうだ。
一方、投げ釣りの方はサッパリで、小さなカサゴの類がごくたまに釣れるだけ。
アタリも殆どなく、マコトに寂しい限りである。やがて辺りはどんどん暗くなっていった。
時折思い出した様に掛かるサバも、気が付いたら8匹ほど。
海タナゴが水面を悠々と泳いでいるところをみても、やっぱりアナゴもサバも、まだ少し早いようだ。
秋口の産卵の季節、海水温が下がり始めるあたりが最適だろうか。
何れにしても、状況は毎年変わるので、コマメに実釣して爆釣時期を探らねばならぬ。

日暮れと共に、人も少なくなるかと思いきや、どんどん増えてくる。
どうやらシーズンに突入した"スルメイカ"狙いの人たちのようだ。
ワタシも6フィートのルアーロッドに、お手製のイカバリを用意し、エサにコーナゴをつけて投入する。
周りでは水中ライトを焚き、エギで盛んに誘いを入れている。どうやら、群れが入ってきたようだ。
「ブシュー、クエッ クエッ」と、スルメイカが水分を吐き出す音があちこちで聞こえる。
あちこちで盛んに釣れだしたようである。
一方、ワタシの仕掛けには、まだ乗らない。う〜。
エサを替え、タナを変えて何度もゆっくりとラインを巻き上げる。
何度目かの巻き上げで、ふと、竿先に軽く圧し掛かる重みを感じた。
おおッ!これは! 嬉々として竿を立て、慎重にリールを巻き絞る。
「ハーイ。お待たせ〜」 とばかりに念願のスルメイカをゲット。おもわず 「うお〜獲ったど〜ッ!!」
と快哉を叫んだ。さあ つぎッ つぎッ!
と、雨がポチャン、ポチャンと降りはじめた。そういやぁ、天気予報では今夜雨だったもんなー、と苦笑い。
バラバラと雨が降ってくる。海風はちょっと寒いくらいだから、カラダが冷えるとけっこう堪えるのだ。
その後、雨に耐えること30分。海風に冷やされること1時間。
ワタシは全身ブルブルと震えだし、ここにこうして座って釣りを続ける事に限界を感じてしまった。
「うー、せめて後1パイ釣りたかったナ〜」と後ろ髪を引かれつつ、釜石を後にした。





サバの照りがイイね〜。新鮮だしッ


今回の釣果は御覧の通り。サバは最大で22センチ。イカは胴長19センチ。
これからまだまだ大きくなるであろう。
それにしても、今回初めてスルメイカを釣ったわけだが、やはり手返しのよい仕掛けを工夫して
持って行った方が良さそうだ。自作の仕掛けも、やはり実際使ってみないと、その使用感、
感触というものは、判らないからだ。
エギでもいいが、あまり大きなものはイカは乗らないし、小さいと沈降時間が掛かる。
エギをチューンナップして、重くしてやる必要がありそうだ。
だが、食いはやっぱり、断然エサ釣りの方が良いようである。小魚にするか、
鳥のササミにするか、豚の脂身にするか、イカロールか、とにかくエサ持ちの良いエサを工夫して、
来月もワタシはイカ釣りに挑みたいと思う。




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