2007年 初釣行








待ちに待った初釣行! 今年は冬の道路状況も良く、本当はもっと早くに行くべきであったが、
色々と都合もあり、東京での研修が終った翌週の休日に、満を持しての初釣行と相成った。
最初はとりあえず、近場の防波堤からでも・・・とも一瞬思ったが、
開通したばかりの仙人道路も見ておきたいし、この時期の釜石の釣果状況も気になったので、
"やっぱり最初は釜石!" と、道具と仕掛けを厳選し、意気高揚と出発した。






午前4時半に自宅を出発。この時期、空は既に明るくなっており、
快調な事この上無し。いつものように自宅から江刺に抜け、県道8号、27号を抜けて
国道107号線に出る。田瀬湖の赤い鉄橋を渡れば、もうすぐ宮守村。
宮守から遠野の市街地を抜け、道なりに進むと、やがて広くて新しい道路に達した。
ここが仙人道路かな?と思ったが、そのもっと先に"仙人道路入り口"の
看板を発見。速度規制60キロ。広くて勾配も殆どなく、誠にもって走りやすい。
トンネルも何箇所かあり、とっても長いのでオドロいたが、照明も明るくて、非常に快適であった。






昨年まで、何度も仙人峠を越えながら、完成しつつある高架橋を下から眺めてきたが、
初めてそこを通過してみて感無量。道路が広く、橋の下の風景など、望むべくもないが、
あっという間に国道283号線、久能釣具店付近に合流できた時は、「エーッ!もうここ?」と、
目を丸くしたものであった。










釜石港

午前7時前、釜石着。誰も居ないT字防波堤に荷物を降ろし、仕掛けを用意する。
この時期に回遊魚が寄り付くとは考えられないが、水深があるから何かしら釣れるかも知れぬ。
とりあえず、作ってきたサバ用の仕掛けを流す。だが、生憎潮が悪い。ちょうどこれから干潮の時刻である。
潮に流されるばかりのウキをじっと見つめ、対策を練る。タナを変え、仕掛けや鈎のサイズを変え、
エサも変えてみたが、全くアタリが見られなかった。





根白漁港

午前11時まで粘って撤収を決意する。やはりここはまだ時期が早いようだ。
狙う魚種を変える事にして、国道45号線を南下。大船渡に入り、吉浜湾を臨む、
根白漁港へ車をつけた。初めて来た漁港なので、港周りを探索。
ところが雑誌に載っていた第1級の釣り場は、立ち入り禁止になっていて入れない。
ここは外洋に面しているので波が荒い。万が一の事を慮ってのことだろうが、残念無念。
対岸にある、吉浜漁港に移動する事にする。





吉浜漁港






"キッピンアワビ"で有名なのがこの吉浜漁港。この日は海からの風が冷たく、
強かったので外洋側の防波堤は断念。海水浴場と漁港の間の防波堤に、
風裏になるポイントを発見し、釣り座を構えた。
竿は4.25メートル25号の投げ竿1本と、激安の6フィート、ルアー竿。
この時期は海底で水草がどんどん育つ時期なので、Lテンビンや、ジェットテンビンでは、
仕掛けが絡まりそうな気配。そこでサバのウキ釣り用に作った、3本鈎の胴付き仕掛けをそのまま用い、
25号のオモリをつけて、海水浴場の沖、外洋側にぶん投げた。
ただ、サバ用の仕掛けそのままなので、鈎はチヌの2号から3号。ハリスは3号のフロロカーボンが
10センチほどである。果たしてチヌ鈎にカレイやアイナメが掛かるかどうか不安であるし、
第一、エサのアオイソメが付けにくいったらありゃしないッ。一抹の不安と共に、アタリを待つ事にする。






一方、ルアー竿には、昔セットもので買った、胴付きの投げ釣り仕掛けの余ってたやつをセット。
軽めのオモリを付け、漁港内の船道のボトムに放り投げる。竿が短いので、竿架けに架けた後で、
鈴をセットした。
さて、投げ竿の方には全く、アタリが見られなかったものの、エサを回収するべく巻き上げると、
かすかに重い手ごたえ。お!?今年の初釣果、とうとう来ちゃったかしら?と、ニンマリしつつ、
巻き上げたら、なんと!  カニ!?
たしか・・・"ヒラツメガニ"とかいう種類だったかなあ? さすが海水浴場。海底は砂地なのであろう。
と、チリリンッ チリリンッ と鈴の音。ルアー竿に何か来たらしい! 竿を持って糸フケを取り、
竿先のアタリを確認する。間違いなくナンか居るぞッ と確認した後、アワセをくれてやる。
そのまま竿を高く保持して巻上げるッ。竿先の振動からすると・・・アイナメかな?
おおっ、やっぱりアイナメ! でもなんか、ちっちゃいな〜 。






投げ竿は仕掛けを回収し、チヌ鈎からカレイ鈎に変更。やっぱハリス10センチじゃ、
いくらなんでも短すぎるってものだ。投入して糸フケを取ると、すぐさま竿先に魚信!
食い込みを待ってアワセを入れ、巻き上げる。おおっ!カレイじゃないか!
2年ぶりのカレイにほくそえんだが、やっぱりサイズがちっちゃいぞ〜。
結局、夕方4時まで粘って、アイナメがもう1匹。そこで、性も根も尽き果てた。
釣りは、集中力と、体力勝負。前日久々の釣行で興奮して眠れず、
30分ほどしか寝てなかったのだ。 さあ! きゃーるベや!
何気に海水浴場のほうを見ると、海の中に人影が・・・・。
あ!ボディーボードやってる!ウェットスーツ着てるとはいえ、この寒いのにスゲェなぁ・・・。
納竿して45号線を南に下り、大船渡三陸道路に乗って大船渡インターで降りる。
大船渡から107号線で西進。住田町で盛街道、国道397号線でそのまま
水沢まで戻ってきた。397号線も所々道路が新しくなっており、とても走りやすくなっていた。

さて、まあ、初釣行はこんなもんだったが、今年は昨年あまり行けなかった分、
月に一度は海に出て、釣りと潮の香りを楽しんで来ようと計画している。
秋口にはまた釜石で、大型のサバにも出会えようし、今年こそ、念願のヒラメを釣ってみたい。
その為にも、今年はより多くの港を訪れ、ポイントを精査し、仕掛けを探求しようと考えている。




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