FIAT500 グレートブルーバージョン 前編




さて、いよいよ "映画『グレートブルー』に出てくるエンゾのチンクを作っちゃおう編"第1弾を御覧頂きたい。

今回、改めて映画の方も観直してみたが、劇中ではフィアットの出番なんぞあっという間に終ってしまい、
なかなか細部まで確認することが出来なかったのだが、とりあえず判る所だけも確実にピックアップして、
その製作に反映していければと思う

下の写真は現在所有するFIAT500。なんでか知らんが5台もあるノダ。
上段左はよく知られた『ルパン三世カリオストロの城』バージョンで、グンゼ産業(現GSIクレオス)のモノ。
右はタミヤ製で、共に既に絶版のようだ。(但し店頭在庫ならあるかも)
下段の左2つはGSIクレオスの『ハイテックシリーズ』と銘打たれた上級モデラー向け商品で、
ホワイトメタルという金属で鋳造されたエンジン他のパーツが付属する。(いちばん右はノーマル)
何れにせよこれらも既に絶版で、もう店頭で手に入れることは出来ない。(誰も買わねェからか?)



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FIAT500の模型五態。何でか知らんがこんなに集まっちまったい。




『ルパン三世カリオストロの城』バージョンの中身はこんなカン
ジ。"例のエンジン"もパーツ化されているが、少しチャッチイ。
ルパンと次元のフィギュアはウレタン樹脂で成型されており、
自分で組み立て(アタリマエだが)色を塗るようになっている。
こちらはタミヤバージョン。まさに"タミヤ・クオリティ"と謳われ
る秀逸な出来だが、今回はおあずけ。眺めるだけにしておく。
因みにタミヤのキットはエンジンも精密に再現されている。コイ
ツもシリコンで型取りして・・・と思っているが、そりゃまた後で。
んで、今回使うのはこのキット。ホワイトメタルのキットは昔作
ったことはあるが、コイツはちょっと、手強そう・・・。
とにかく手を動かしてみよう。ホワイトメタルは表面に巣や酸化
物が浮いているので、バリを取りながら真鍮ブラシで磨く。
タイヤのホイールのパーツ。左が加工前で、右が加工した後。
湯口もキレイに削り取り、メタルの光沢が出るまで磨く。
こちらはインテークエアダクトのパーツ。中身が埋まっているの
で、ドリルでセンターに穴を開け、ナイフで軽くさらっておく。
エンジンを仮組みしてみた。古いキットなので中々にして大味
だが、あとでパイピングなど施して密度を増してやろうと思う。
サスペンションパーツと共にシャーシに仮組みしてみた。ナル
ホドこんなふうに収まるのネ。エンジンハンガーは自作するか?
フロントアクスルもメタル製である。いわゆるリーフリジットサス
(板バネのことネ)だが、このままじゃハンドル切れんわな。
エンジンを後方から見る。まーそれらしくゴテゴテと付属品を
付ければ、それなりに見える事でせう。とまずそれはさておき・・・。
ボディの加工に取り掛かろう。パネルの合わせ目などのスジ
彫りをさらに彫り込み、ついでに思い立ってドアを切り離す。
リヤのエンジンハッチも切り取って、加工してから取り付ける事
にする。思い切って開閉できるように蝶番を組み込もうかな?
切り離したドアを複製するために粘土埋め。シリコンを流し、
型を作ることにした。こういうパーツは表面からシリコンを流す。
そうするとドアの厚み分の凹みが成型されるので、ウレタン樹
脂を流しやすく、複製部品が成型しやすいのだ。
ウレタン樹脂を調合して成型。暫らく待ち、ウレタンが固まり始
めた頃を見計らって型から出し、適度に変形させて放置する。
ボディにあてがってみるとホレ、何かにブツけてヘコましたよう
なカンジが出ていませんか?こうやってリアルさを追求するんヨ。
エンジンのハッチパネルは隙間が大きすぎるので、両サイドに
プラ板を貼って隙間の幅を詰める事にした。ところが・・・。
貼り付けたプラ板の幅が足りなかったせいか、なんか両サイド
のカタチがビミョーに狂っとるのを発見。後で修正しよう。
ボディにあてがって隙間を見るも、ありゃまッ、ギッチギチや〜
ん。ボディとの繋がりもなんかオカシイし。・・・とりあえず・・・。
バンパーを仮付けして全体のバランスを見てみよう。サビの
浮いた、ヤレたボディを、後はどうやって表現しようかナ?
フロントのギラギラのバンパーも、艶をなくしてボコボコにすれ
ば、使い込んだイイ雰囲気が出るかも知れんナァ。んでもって・・・
コイツは古い模型なので、リヤランプやフォグランプなどはメッ
キパーツで抜いてある。型を取って透明エポキシで複製しよう。
タイヤのトレッド面がゴツ過ぎるので、右のように削って磨耗
状態を表現。で、コイツを複製するべく型を取る事にした。
先程削ったタイヤとタミヤのタイヤ、両方いっぺんに型を取る。
先ずはホイールぶんの心棒を通した状態でシリコンを流す。
心棒を抜いて再びシリコンを流し、型枠から抜いて分解した状
態がコレ。タイヤの裏面をしっかりと出し、離型剤を塗布。
再び組み合わせて型枠に組み込んだ状態。都合3つのパーツ
型の組み合わせでタイヤのシリコン型を作っている。



あう〜ッ、 今回はここにて時間切れ。
次回はなんとかカタチになりそうなタイヤの複製と、窓ガラスのスクラッチ、
出来ればエンジンパーツのディティールアップ編もお届けしたい。
ただ、いまは仕事関係でもいろいろとやることがあり、どごまで出来るがはわがんねけんともっしゃ〜。




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