複製作業未だ終らズ






さて、今回の複製作業は実験を兼ねた作業となる。
これまで、様々なパーツの複製作業は幾度もこなして来たワタシであったが、
タイヤ、しかもゴム状のタイヤの複製を作るのは、全く初めての作業だ。

コイツはいったいどうやって作ったら良いのだろうか?考えれば考えるほどに迷うのである。
型はこれまで同様シリコンで作るべきか?或いは金型のように硬い素材に置き換えるべきか?
材料は何を使ったら良がんベ?? エトセトラエトセトラ・・・・・

さてはて、どーなることやら・・・・。



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複製するタイヤはコチラ。前後でタイヤのサイズが違うのだ。




コレを複製するに当たり、カタチが歪まないように、センターの
穴を樹脂で固めてしまう。 先ずは粘土で固定。
そこに調合したウレタン樹脂を流してみる。もちろん離型剤と
して、床用のワックス(リンレイのブルーワックス)を塗った。
ウレタン樹脂が固まったら取り出してみよう。おおっ、スッポリ
と抜けたぞ。まんずこいつを突っ込んだ状態でシリコン型を・・・
こんなふうに作ってみる。この上から全体に離型剤を塗り、離
型剤が乾いたら再びシリコンを流すのだ。
で、出来上がった型がコチラ。ウレタン樹脂の流し込み成型が
出来るように、湯道をナイフで切り出しておいた。
ウレタンを流してみるとこんな風に出来上がる。トレッドの再現
性は良好だが、エアーの噛みが多いのが難ドコロ。
どうせウレタン樹脂で複製するなら、ホイール付きで一気に作
っちまった方がイイベェと考え、作ってみたのがこちらの型。
んで、ウレタン成型品がコレね。うーん、出来は悪くないんだ
けど、やっぱりタイヤはゴムで作ってみたいなーと・・・・・。
型をシリコンからウレタン樹脂に置き換えて、三つのパーツに
分けて作ってみた。金型のような固い型にしてみたのだ。
タイヤを成型する材料は型用のシリコンゴムを着色して使う。
着色にはラッカー塗料の黒をドバドバと入れ、混ぜ合わせた。
混ぜ合わせたらこんな色〜。やっぱ白いシリコンじゃ真っ黒く
はならねーか。・・・とりあえず型に流してみることにして・・・。
型から溢れるほどたっぷりとシリコンを充填しておいて、フタを
被せ、むぎゅーっと押し付けておく。このまま硬化を待つのだ。
1日おいて硬化した状態がこちら。やっぱりなんか、色味が少
々白っぽいカンジは否めない。慎重に型からひっぺがした。
トレッドパターンの再現性はいまひとつだが、シリコンの粘度を
下げれば、もっとくっきりと再現出来ると思う。だがこの色はなー。
続いてホイールのシリコン型を製作。これは湯道を作らず、モ
ナカ合わせ製法で作るので、突起部を大きく取るようにする。
出来上がったシリコン型とウレタン成型品。このようなパーツは
湯口を設けるより、こういう型の方がキレイに仕上がるようだ。
出来上がったホイールを、先程のシリコンを着色して作ったタ
イヤに入れてみる。ホイールを塗装すれば、違和感ないかも。
そりでは別の手法でタイヤを作ってみよう。用意したのは防水工
事用のシリコーンシーラントで、色は黒。これもゴム状に固まる。
で、こちらは丸2日おいて固まったのがこちら。粘度が高いせ
いか、エアーを噛んでしまい、穴だらけ。色は良いのだが。
このタイヤにもホイールを入れて様子を見る。いやはや、ボロ
ボロですな。これをどうやってキレイに成型させようか。ウーム。