ミツオカ/ビュート 〜前編〜 その1



光岡自動車の「ビュート」と言う車はご存知だろうか。
90年代から現行の自動車をクラシカルなスタイルに改造し、販売している自動車メーカーである。
中でも「ビュート」は、日産マーチ(1代前の型)をベースにフロントとリヤトランクを新造し、
往年の名車「ジャガーMkU」を模したカタチとなっており、巷で眼にする機会も多い車である。
一方、プラモデル界では、このようなマイナーなモデルはなかなか製品化されないため、モデルとして手にする可能性は
限りなくゼロに近いのではあるけれど、幸いジャガーMkUとマーチは既にモデル化されているので、これらを組み合わせ
お手製のビュートを作ることは可能である。
ならば作ってみよう!と、材料と資料を集め始めたのは実に90年代終盤であったが(ワタシも20代であった……)、
諸般の事情で今年になって漸く製作再開にこぎつけた次第である。
ま、ムカシに比べれば材料の価格も下がり、ネット等での入手もしやすくなっているワケで、
さあーバシバシと作るべしッ と、些かハリキッて作業を始めたワタシであった。



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加工前の2つのボディ。切り貼りの工程を考える。


後の理由でジャガーの型を取っておくため
に、まずはネンド細工から。
下側と裏からネンドを詰め、型取り部分の
フランジを形成する。
リヤとランクも同様に。タイヤハウスの形状に
悩むが、このままで行く。


アクリル板で覆い、隙間をネンドで埋めて
シリコンを流す。
表側のシリコンが硬化した。バリを取って
離型剤を塗る。
続いて、裏側のシリコンを流すための土手を
ネンドで作る。


シリコンを流して硬化を待つ。完全硬化まで
12時間
シリコン型が完成した。この型の利用法に
関しては後述する。
先ずはジャガーの顔を成型する。細切プラ板
で左右対称にボリュームアップ。


削って均して様子を見る。やっぱりプラ板
だけではラインが出せない。
一方、マーチは3ドアハッチバックから
4ドアに変更する。
先ずはドアオープナーを切り取り、プラ板で
埋めて段差を無くす。


続いてセンターピラーを切り取り、バリを
慎重に削り取る。
センターピラーを前方にずらして接着し、
隙間をプラ板で埋める。
リヤウィンドウが大きすぎるのでプラ板で
サイズを詰める事にする。


極細プラ板で古いドアのモールドを埋め、
段差を消す。
リヤウィンドウも形状変更のため、
プラ板で全部埋める。
形状を出しつつプラ板を張り込んで、
ツライチに加工する。


均して研ぎ上げるも段差が激しい。が、
後でパテで修正することにする。
ジャガーからお面を切り取ってマーチに
装着。チョット隙間が大きすぎる。
エポキシパテで隙間を埋めつつ、ボディの
ラインを形にしていく。


研いでは盛り、を繰り返し、理想の形に
なるまで作り込む。
エポキシパテは硬化に時間がかかるので、
下側はポリパテで豪快に。
削りだしてとりあえず完成?
イヤイヤ、まだまだッ!